「煩悩壱百八つ ゴン!ゴン!ゴーン」
時間と自然の移り変わりを楽しむ質なのでちょっとした陽気に敏感だ。せめて移動中だけはそうしたものを感じていたい。カチャカチャとキーが奏でるタッチ音が今を彩る。珍しくこの時間この空間にBGMが流れており換気扇の音にも敏感な耳になっている。描写しながら最近の陽気を、春の訪れを、肌で感じたことを思い出す。雨でもなんでもいい、少し気温が上がれば瞬時にそれを察知できる。空気中には春の陽気がもう漂っている。花粉か?とも思う。肉体労働に従事しておった時期が結構あるが幸運にも発症していない。まぁその内なるだろう。
寒さが長引き、頭にきた昨年を教訓とし今年は素早く身近に暖房器具を置いた。一つでも熱源が増えれば空間全体に影響を及ぼし随分と体感温度が変わる。寒さはまた貧しさを帯びるのでさっさと導入して良かったと思う。明るさもそうである。蛍光灯たった一つの部屋ではこじんまりとした心境をもたらす。金属や硝子など光沢を帯びるそれら表面は少しばかり暗い明るさの下だとヤケに些細な傷が目立ってしまうのである。光量減は反射が抑えられ真実が肉眼に飛び込む。マジマジと見てしまい至る所キズまみれ、暗い部屋で尚更ビンボー感を味わう。試しにほれ、カーテンを開け陽光を沢山取り込んでみされ。温かさと眩しい幸せに満ちるであろー。空気中に漂う埃までハッキリ。明るさと暖かさはとっても必要なことである。かといって朝日が昇る頃帰路についてはイカン、これは反省すべきこと。朝日と共に起き日が暮れる頃に事を終え夜が染み始めた頃もうゆっくりしている。やりたいことはソコソコに人生の三分の一はお布団で過ごすべきさ。
ママァ~もう少し起きてて良い?
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