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どぅーしてココに着ちゃったの?!
  ここは redo_chan という、よく分らない匿名ユーザーが鉄則から外れてブログっている Blog です。

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October/2012


RT@Zoo October/2012

動物園や水族館の写真付きリツイートを月間で纏めました


RT @aquamarinestaff: 夫婦そろって何を見る??餌はないぞ。 http://twitter.com/aquamarinestaff/status/253661799050780673/photo/1 10:05

RT @aquamarinestaff: 先ほど和歌山からタチウオがやってきました~!小ぶりですがギラギラ光っています。2階のふくしまの海コーナーで見られます。 http://twitter.com/aquamarinestaff/status/253789730725036032/photo/1 22:16


RT @ChibaZoo: 掃除中に覗いたら、ケンタが近くで寝てました。ちょっと失礼して、寝顔をパチリ。(加) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/254052450129031168/photo/1 20:11



RT @ChibaZoo: まもなく、13時30分からは、レッサーパンダの食事の時間になります。 (場)#chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/254074780465111040/photo/1 20:15


RT @nogeyamazoo401: おはようございます! 10月は無休ですので、本日も元気よく開園です☆もちろんズーラシアや金沢動物園も10月は無休です! 09:38
http://twitter.com/nogeyamazoo401/status/255104338152808449/photo/1


RT @nogeyamazoo401: 日本初の繁殖を目指して非展示施設で飼育しているヘサキリクガメ。 出入り口を開けると段差を乗り越えて出てこようとします。 13:14
http://twitter.com/nogeyamazoo401/status/256603148502847488/photo/1

RT @ChibaZoo: まもなく、13時30分からはレッサーパンダの食事の時間になります。 シャッターチャンス!(場)http://twitter.com/ChibaZoo/status/256609505373200384/photo/1 13:18


RT @ChibaZoo: 天気も良く、フクロテナガザルは大きな声で鳴いていますよ、隣のワオキツネザルも時々鳴きます。12:15 http://twitter.com/ChibaZoo/status/256919166248955905/photo/1


RT @ChibaZoo: ラマのラマミが近寄ってきてくれました。でも、ちょっと警戒しています。ラマの武器は胃液を相手に吐きかけること。そのにおいは脅威的。でも当園はそこまで近くに来ないので大丈夫ですよ。(堀) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/257287286708916224/photo/1 14:24


RT @Osaka_Kaiyukan: おはようございます。本日はあいにくのお天気ですが、生き物たちはいつもどおり元気です。特にやたら元気だったのが、コツメカワウソたち。ちゃんとカメラ目線にも応じてくれました。ありがとね。 http://twitter.com/Osaka_Kaiyukan/status/258737979483361280/photo/1 11:58


RT @aquamarinestaff: レッサースローロリスの赤ちゃんの動画をアップしました。ようやく40gまで成長しました(TT)  http://www.youtube.com/watch?v=Ma-16sDd8SQ 20:43


RT @ChibaZoo: コツメカワウソさん達は、元気に走り回つています!遠足の子ども達にも人気ですね。走り回った後は、ダンゴになってお昼寝かな?(場) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/259101077025198080/photo/1 14:39


RT @ChibaZoo: まもなく13時30分からは、レッサーパンダの食事の時間になります。子ども達も起きてきましたね。 (場) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/259146412980326400/photo/1 14:41


RT @ChibaZoo: ゴリラのケンタ。写真撮ったら、こうなりました。セロリ食べてドヤ顔( ̄▽ ̄) (加) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/260195649360916480/photo/1 12:57

RT @motherfarm: 白い斑点じゃつまらないから、ラブリーなハートで自己主張!「愛」が全身から溢れているでしょ♪ http://twitter.com/motherfarm/status/260209406577356801/photo/1 12:58


RT @kanazawazoo317: 今日は雨ですが、天気の良い日にはコアラのライタくんが屋外展示場にいます。屋外展示は不定期ですが、春と秋の気候の良い時だけですので、寒くなる前にぜひ会いに来てください。http://www.hama-zoo.org/blog/koborebanasi/?bsid=76&bid=4097&c= … pic.twitter.com/ojWz0Kfg 12:49


RT @kanazawazoo317: 10/16に生まれたアミメキリンの赤ちゃん。その日の様子をブログにアップしました。現在、母親ミルクのミルクを飲みながら、展示場に出る練習中ですので、もう少し待っててね。http://www.hama-zoo.org/blog/koborebanasi/?bsid=76&bid=4109&c= http://t.co ... 14:35


RT @nogeyamazoo401: 立派な角が完成しました! シカのブログもアップしているので、読んでくださいね! http://www2.hama-zoo.org/blog/nogeyama-topics/search/post/search_key/2012-10-13 http://twitter.com/nogeyamazoo401/status/262036251220262912/photo/1 02:41

RT @ChibaZoo: カワウソの赤ちゃん、巣箱から兄弟達に少し展示に持ち出されては、戻されていました。ちょっとベストショットが無かったので、体重測定からの写真です。ちっちゃい爪見えるかな?(場) #chibazoo http://twitter.com/ChibaZoo/status/262420721060417536/photo/1 15:33

lionheart を教えてもらった

The Rabies Vo.五味さんのツイートから。


RT @spike_therabies: うーん、lionheart聴いて元気だそう。http://www.youtube.com/watch?v=JZoXAkEbFJQ&sns=em 13:58

近年の過激な楽曲とか、もう全くわかんないので助かります。

Zecchino d'oro ゼッキーノ・ドーロ

Zecchino d'oro /ゼッキーノ・ドーロとはイタリア・ボローニャで行われる歴史ある童謡音楽祭だそうな。
以下に紹介するyoutube動画のコメントを読むと、「あぁこれ当時のこと覚えてます」とかゆーコメントがあったりします。
イタリアの方では、日本でゆー ピンポンパンとかポンキッキーとかみんなの歌とか、そーゆー類いの、年に一度の大イベントかも知れない。

その中でも私が気に入った凄い童謡(近年の童謡はメチャコンテンポラリーポッポス/現代ポップスですわw)を紹介。

1963-Non lo faccio più

子供ってこーゆー感じだった。この子は年齢の割にシッカリ歌える方だよね。
楽曲も如何にも童謡っぽい。そして40年後、、、

2004 Il gatto puzzolone

この楽曲は凄いなw

児童の歌唱力は世界中で向上してると思う。同音楽祭の過去動画と見比べると現代っ子は巧くて、意識が違うw

日本でも超耳タコの"黒猫のタンゴ"、ココが発祥らしい。
上の子達と歌唱時のテンションが違うw 子供っぽさは断然昔にあるw

1969 Volevo un gatto nero


日本語訳詩が際どい「シュシュポポ」
1972 Cin cin pon pon

など。 03:20

もっともっと知られるべき音楽祭かと思う

危険性への意識


「ばったり君」御用 AVからヒント|nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121013-1031883.html

病人を装って倒れ込み、介抱しようとした女子高校生にわいせつ行為をしたとして、警視庁生活安全課は強制わいせつの疑いで、東京都瑞穂町、会社員吉川誠容疑者(29)を逮捕していたことが12日、分かった。昨年12月以降、羽村市や福生市で同様の被害が相次いでいた。同課子ども・女性安全対策室では、いきなり倒れ込む手口から「ばったり君」と名付けて捜査を進めていた。 逮捕容疑は4月20日夜、福生市内マンションのエレベーター内で足が痛いなどと倒れ込み、一緒に乗っていた女子高生(当時16)に「休みたいから階段まで連れて行って」と頼み、非常階段の踊り場で介抱しようとした女子高生をあおむけに押し倒し、下着の中に手を入れるなどしたとしている。今月10日に逮捕した。 吉川容疑者は「1回やったらうまくいったので、繰り返した。20件くらいやった」と供述、容疑を認めている。介抱する女性のスカートを男がのぞくアダルトビデオからヒントを得たという。 近所に住む20代夫婦は「女性と2人で住んでいたので夫婦と思っていた。共働きで土日が休みらしく、仲良く出掛けていた。感じのよさそうな男性だったのに」と驚いていた。
[2012年10月13日8時32分 日刊スポーツ http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121013-1031883.html より ]

"淫者ばったり君"。忍者ハットリくんから引用し警視庁生活安全課~対策室が命名したとある。同様の未遂事件を私的に聞いていたので取り上げた。念の為、最近流行りの事件ではなく、同類となる仮病偽装婦女子暴行は以前からある。話を聞いた際に思ったのが「まさか、そんなネタで犯罪実行する男性が今の時代に居るのか?」と思ったほどダサい手口だったが、この「まさか」が落とし穴でもあるから、この記事は注意喚起として受け止める必要があるだろう

多分、元ネタに SODを挙げるだろうけど、90年代から仮病ネタはある。この事件に関して業界の人は「あぁ真似しちゃったか。馬鹿だなぁ」と数秒だけの感想を持つだろう。そもそも、AVの演劇ネタは大体 TVや巷で流行する時事を取り扱う。流行は作るより乗っかる方がラクに儲けられるからだ。だからこそ有り得ないシチュエーション設定を創り上げる企画レーベルに人気と評価が生まれる。こんな「バッタリ」程度を今更誰が見るだろうか。スマホから簡単に観れてしまう10代半ばの少年達には何でも刺激的だろうが、有料モノでは厳しいだろう。隙間に出される企画作品の時間消費に用意される1コーナー程度でしかない。

業界が平常なら、以後バッタリ企画が出る(村西時代なら絶対やっただろう)。でも出す程モノじゃない。それに犯罪ネタは取り扱わない。企画は「もしも」と云う視点が大事だから、発生してしまった既存ネタで、しかも犯罪となれば見向きもしないだろう。

この、安全課が命名したネーミングは押さえて置いた方がいい。この安全課には AVレベルのセンスを持った何かしらの役職が所属しているようで頼もしい。少々年輩の方だろう。課内でも「あんなネーミング付けてマジかよ?」と思った職員さんが居る筈だ。逮捕した手柄とこの報道で賑わった、とも考えられる。お手柄なのは間違いない。

さて、奇妙且つ大胆な設定を大真面目に又はお茶目に行う秀逸な企画は絶頂で賑わった約10年前に出た。記憶にあるのは「盗撮していたら見つかっちゃって追いかけられた(JADE、ここはホント優秀)」、それとDANDY。この2メーカーは本当に素晴らしかった。近年の作品は確認していないのだが、監督やフォロースタッフが顕在なら、企画精神は変わってないだろう。

社会性あるものや権力を扱った事実に基づく企画は危険だし敬遠される。TVドラマで在りそうなものを拝借するのがせいぜいだ。今、巷に蔓延っているのは泥臭く「まさか、もしも」で済まない。それは、つまり「ああ有り得るな、有ったな」と思わせてしまう事であり、こうなると現実観点からの視点を無駄に持たせてしまい、企画AVが持つ幻想や妄想の醍醐味を失わせるからだ。現実味を超える更なる妄想、こういう手法(メーカー)もあるが、ネタはそう大して多くは無い。
成人向けの二次元作品はかなり規制された。この事件で「AVを規制せよ、無くせ」と仰る方がいる。

世間には法律と云うものがあり、これは社会基盤であり、生きていくルールである。やってはいけない事を実行する、犯罪と解って危害を加える、これを解って真似をする人間が悪いのである。早速排除を求める人間は犯罪者と変わらぬ短絡思考でもあるから気を付けた方が良い。

お終い

楽して千数百ツイートを読む

長くツイートしたものはブログにする活動、そうでないと此処の更新が減るので。

散々周りにサービスを作らせて置き今年から仕様を変え都合の良いサービスは取り込むtwitterの様変わりに合わせtwitterクライアントを TweetDeck に戻してみた処、使い勝手が良くなった気もして利用している。PC性能とモニタサイズを↑げた事が尤もな利用の理由なのだが、特に tweetDeck は利用者全垢のTLが読めるので、上手い具合に収集フォローしている人や特定種別の垢を厳選している人を見つけ出し、彼らのTL(タイムライン)をカラム登録すれば、発言活発な目ぼしい垢を纏めて閲覧出来る事になる。自らフォローしなくても一発。流行の話題も日常的な呟きも手に入る。読み切れないのでフォロー数を制限する方向で調整していたが、物足りなくなったので(twの自然減少、自分の気変わり)分量(フォロー数)を増やした。そもそも制限の理由は震災時の喧騒にウンザリした事だったが、この喧騒に飛び込んでいかないと得られないモノもある。いざ増やしてみると、これが中々自分にとっては良い作業だったと感じている。

そうして、自分の好みが邪魔をしない状態にし、目で追えない程の大量のtw(ツイート)を、この無作為な感覚でズラズラ飛び込んでくるtwを浴びて思うのは、こういった利用は神の記録係の如く世相閲覧に耽りたい気分にあるのなら、かなり活用し甲斐があるものだと。気分的な理由で閲覧だけに身を投じても、社会のようなものとの接点は何等失ってないので大いに結構なのである。そもそも子供の頃からボケーっと見てるだけの希薄な面も備えてたし今もそうだから、見てるだけで生が成就してる処もある。このまま傍観者として過ごしても幸福と思える素性だったりする。

そして今、tw見る時は14カラムをスライドしながら見流し、更新でズラズラ出てくるtwを読みながら、リンクを踏んだり、画像を見たり、記事やブログへ飛んで読んだり、用語を検索したり、一般の人のtwを追って又ジャンプしてみたりと、中々忙しいウェブブラウズを続けている。本当時間潰し以上のものになり疲労感も快眠に繋がる。

これは中毒性じゃなく、孤独の解消でもなく、自然の囁きに佇むようなもので、まぁ飽きない。
誰とも接触が無い状況に陥るとtwは滞る。気持ちが白けてしまい、それで殆どが停滞気味に向かうと思うけれど、これは仕方ないと思う。その代わりに大勢の垢を増やす方向を採れば、またボチボチ発言が増えたり、また抑える事が出来たりするのではないかな、と思う。長期的に見れば気分的な変動がもの凄く活動状況に現れる。そして多くをフォローしても必ずtwは減るのだから、誰かの嗜好を透して見る方法もまた一興に値する。さして新しくもない使い方でも、取り敢えずやってみると、自分の中から意外な衝動や感動が発生する事もあるから。まぁ何でもそうだけど。

文字起し ノーベル医学生理学賞受賞の山中伸弥教授会見

2012年10月08日 23:12 投稿のユーザー動画
ノーベル賞受賞の山中教授会見

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19075968


iPS細胞研究所所長の山中で御座います。
本日は、あの大変お忙しい中、お集まり頂きまして有難う御座います。あのう、まぁこのノーベル賞という賞を何時間か前に、スウェーデン、ストックホルムからお電話頂きまして受賞の報せを頂いた訳ですけれども、まぁこの本当に心の底から思った事は、この賞というのは名目上は山中伸弥、私、それからジョン・ガードン先生(あすいません)の二人が受賞って事になってるんですけれども、本当に私が受賞、を出来たのは、日本という国に支えて頂いて、本当に日本、日の丸の支援が無ければ、こんな賞は、このように本当に素晴らしい賞、受賞出来なかったと云う事を、心の底から思いました。まさにこれは日本国、日本と云う国が受賞した賞だという風に感じています。

あの、このIPS細胞を、の基礎となった研究を、もう10年以上前に始めた、奈良先端科学技術大学院という所で、私が先ず自分の研究室を出さして頂いた。その時三十‥半ばだったんですが、そういう、まだ無名の研究者に過ぎなかったんですけれども、その時に独立したポストを頂いて、伸び伸び、研究さして頂いて、で国から大きな支援を頂いて研究を始める事が出来ました。そして、そのお陰で、その研究、が発展した事によって、京都大学に研究の場所を移し、更に大きな支援を頂いて、また文科省、JST始め多くの、国の研究費も頂いて研究発展させる事が出来ました。そうやって出来たのが IPS細胞です。

また、IPS細胞2006年先ずマウス[1]で、2007年人間[2]で報告したんですけれども、その後、非常に大きな、国からのご支援を、この5年間、6年間頂いてきました。そういった、ご支援が無ければ、本当にあの、今日のこのストックホルムからの電話っていうのは掛かってこなかった。

(あの‥)感想を一言で、表現するともう「感謝」という言葉しか有りません。感謝する人は、国の皆さん、そして今私達の研究を中心になって御支援頂いてる京都大学総長を始め、皆さん。そしてこの"IPS"、一緒に作ってくれた今あの講師をしております、高橋和利(たかはしかずとし)君を始めとする多くの同僚、若い研究者の皆さん。いつも、私を励ましてくれてる友人、友達。分野は違う人が多いんですけれども、色んな時に心の支えになって助けてくれています。

また、家族‥に、心から感謝の意を表したいと思います。母、私の母が八十(歳)を越えておりまして、母に報告を出来た、事が本当に良かったと思っています。私の義理の父は、も医師でありまして、私を留学中からずっと支えてくれてきましたが、今年早く、に義理の父亡くしました。居る内に報告出来なかった、のが残念ですがしかし、きっと‥ぉ 天国で15年以上前に亡くなった私の本当の父と共に、喜んでくれてるんじゃないかなと思います。

喜びも非常に大きいんですけれども同時に、非常に大きな責任感も感じています。IPS細胞技術というのは、まだ新しい技術であります。医学や創薬に於いて非常に大きな可能性が御座いますが、まだ本当の意味で医学や薬の、新しい薬の開発に役立った、と言える処まで来ていません。このように IPS細胞を始めとする幹細胞全体を代表して、この賞を受賞したということは、本当に光栄でありますが、やはり更にこれから研究を続けて早く、一日も早く本当の意味の社会貢献といいますか、医学応用を実現させたいと、させなければならないと、そういう気持ちで一杯であります。

この、あの何日間か、いつも支えて頂いてる国民の皆様に私たちの研究、今回の受賞の意味について、私も出来るだけ自分の言葉でお話したいと思っておりますが、その後はですね、速やかに研究の現場に戻って、まだあの仕事が終わっておりませんので、えぇ来週からは研究に専念して論文も早く出さないと。学生さんも待っておりますので、あのそれが私の仕事であると。言う風に、も、またこの賞の意味でもあると。過去の業績に対する受賞と言うよりは、これからの発展に対する期待の意味も非常に大きいと、言う風に信じておりますので、それに報いるように、これからも現役の研究者として研究開発に取り組んでいきたいと思っております。

もう少し付け加えさせて頂きますと、今回ジョン・ガードン先生と同時に受賞させて頂くというのは、それが一番嬉しい、と言っても過言ではありません。ジョン・ガードン先生はカエルの実験で一旦分化したオタマの細胞がもう一度受精卵に近い状態に戻るという事を初めて核移植と云う技術を使って証明されました。正に今、私達が研究している研究分野を開拓された先生であります。ジョン・ガードン先生がその実験をされたのが、1962年であります。1962年の9月4日に私は生まれました。そのような大先輩、この分野を切り拓かれた先生と同じ機会、同じ賞を頂くというのは、これからの私の研究者としての人生にとって、本当に大きな意味を持っています。ジョン・ガードン先生、未だに現役の研究者として活躍されていますので、私の同じように IPS細胞技術が本当の意味で医学応用、創薬の応用を実現する日まで頑張っていきたいと、言う風に考えております。

少し外国の話をさせて頂きますが、今回の受賞、私があの京大と並んで所属しておりますアメリカのグラッドストーン研究所からも推薦を頂いての受賞だと言う風に思っております。グラッドストーン研究所は私が大学院を卒業した、まだ新米の研究者の時に、研究者としてのトレーニングを受けた場所で在ります。また、この6年間は小さなグループではありますが、アメリカでも研究を行っておりまして、毎月、今月もまた参りますが、毎月渡米しては最新の研究の情報や研究技術を得ている場所でもあります。グラッドストーン研究所からのサポートが無ければ、やはり今回の受賞というものは有りませんでしたので、その事についても心から感謝の意を表したいと思います。以上です。有難う御座いました。


質問回答
─ はい、あの、有難う御座います。
まず、あの受賞をどうやって知ったかという事でありますが、あの、正直な話、あのう、受賞するという事を全然思っておりませんでしたので、家に居りまして、ええ、洗濯機がガタガタ、音がするので、それを直そうと思って、あのう座り込んで、えぇ、洗濯機を動かそうとしておりましたら、携帯電話が鳴りまして、あのう、それが英語でありまして。で、知りました。はい。

感想は‥、先程も少し述べました、が、あのうやはり‥、えぇ、何と言うか、日米をずっと往復しております。で世界中、特にアメリカにノーベル賞に匹敵する研究者ってホント沢山おられます。日本にも私よりもっと相応しい方が複数おられます。ので、その中でですね、自分が、に電話が掛かってきたのは、本当に‥、なんか電話で言っておられることが本当なのかどうか信じられない、というのが、ま、正直な気持ちでした。それと共に、やはりこういった、あのう私も多少なりともノーベル賞の仕組みと云うのは色んな人から聞いて知っとりますので、その中で日本の研究者である私が受賞出来たというのは、やはり日本としての、国としての支援、の賜物であるという事も強く感じました。
あの、ジョン・ガードン先生について、でありますが、あー先程の質問にあったように細胞核の初期化という分野を切り拓らかれたのが、ジョン・ガードン先生であります。ええ私達の仕事、IPS細胞の仕事っていうのは、その細胞核の初期化と云う現象が極めて簡単な方法で再現性良く起こる、という事を示したと、いう事が受賞の理由だったと思いますので、間違いなくジョン・ガードン先生のお仕事(分野開拓実績)が無ければ、私達の仕事も在り得ない仕事でした。

更に言うならば、ジョン・ガードン先生だけではなくてですね、他の(研究者の)方の、この50年間に幾つかのキー(鍵)となる研究成果が御座いましたので、今回受賞を、一緒に受賞に成っていないんですけれども、そういった、あの先人と言いますか、今も活動、活躍されてる先生が多いんですが、そういった先生(達)のお陰の受賞だな、と云う事も、あの、強く思いました。

あのう何処かでお話した事あるかも知れませんが、10年位前に私、あのう奈良センターに居た頃ですが新聞に、ええ何て言うか、コラムと言いますか、ちょっと書いた事があります。その中で、研究者の仕事っていうのは真理を明らかにする事だ、と。真理っていうのは何重もですね、何枚ものベールで、こう覆われていて 見えない訳です。一枚じゃないです、もう何枚も何枚も、十二単以上に、もう何十枚と、それをですね一枚一枚剥がすのが真理を追い求めるのが研究者の仕事であると。しかし殆どの場合は一枚ベールを剥がしたら、あの、次のベールが見えるだけで中々真理は見えてこない。だけれでも、どの一枚もとっても大切な一枚。しかし、或る研究者が非常にラッキーな研究者が、たまたま或る一枚を同じ様に捲(めく)ったらイキナリ真理が見えるという事が研究だ、と。でもどの一枚も等しく大切だ、という事を書いた事が在ります。私達のチームがやったのも正にジョン・ガードン先生が最初に作られた、その追い求められた真理。ジョン・ガードン先生が最初の一枚の捲(めく)られた、その後を、何枚も後ですけれども、それを同じ様に捲(めく)ったら、IPS細胞という事がイキナリ見えてきた、と言う事ですから。あのう、その当時と今と気持ちは全く変わっていません。たまたま、その一枚。だから、ある意味"幸運"と言っても良いのかも知れませんし、しかし昔のあの時の気持ちっていうのは忘れていませんし、その気持ちというのは一枚一枚が等しく大切だ、と云う気持ちは忘れていませんし、決して忘れてはいけませんし、あの一緒に研究をしている若い研究者の諸君にも、その事は忘れて欲しくない、と言う風に思っております。


質問回答2
─ はい、あのう、そ、総理大臣と直接お話しするというのは生まれて初めてでありまして。え、ちょ、ちょっと緊張しておりまして。
ええ一言一言全部覚えてる訳では無いんですが、あのう野田総理の方から、ああ‥「おめでとうございます。日本国民、日本国の皆さん皆を元気するような、あー受賞で、国を代表してお祝いの言葉を述べます。」という身に余る言葉を頂きました。あのう、私達も国、文科省始めですね、IPS細胞研究所だけで毎年20億円以上の税金で研究させて頂いております。一つの成果として、今日のこの受賞はあったんですが、やはり、あの私達の本当の仕事はシッカリ研究開発を進めて IPS細胞の医療応用を果たす事だ、と思っとりますので、あのう緊張して余りちゃんと言えなかったんですが、これからもシッカリ、本当のそちらの、本当の仕事を進めていきたい、と言う風に考えて、改めて感じました。


質問回答3
─ えぇ、やはり、あのう、「おめでとうございます」というお言葉を掛けて、何度も掛けて頂きました。
─ はい、有難う御座います、と云う、ご支援に対して、言えたかどうか私も分らないんですが私が言いたかったのは、国からの支援を頂いたからこそ受賞出来たと。例え最初の2006年2007年の IPS細胞の論文があってもですね、その後の研究の発展が無ければ受賞には繋がっていない、と思いますので、まず、あのその最初の IPS細胞の仕事も国からの、ご支援で出来た仕事ですので、その事に対する感謝の意を伝えたかったんですけれども、伝わっていることを祈っとります。

質問回答4
─ あのう、ええ、受賞の報せを聞いた時は、あのう家族の何人かは家に居りました‥が、やはりこのような、報せっていうのはですね、ええ、伝えても中々ピンとこない、と言いますか、なんか呆然としてるというのが、私自身もそうでしたけれども。あのう、その時の状況でありました。母親にも直ぐ電話で、伝えまして。母親も、なんかキョトンとしてるという様な、まぁ電話でしたので顔を見て、表情を見た訳では御座いませんが、あのうそういう印象を受けました。


質問回答5
─ んー。「しんや、良かったなぁ」と言った気がします。あの、ジョン・ガードン先生とはですね、えー‥最初にお会いしたのもかなり前、「かなり」と言っても、まだ IPSが作るのに成功する何年も前だったと思います。2002年2003年頃に日本に、あの学会に来られた時にですね、ええ初めてお会いして。あのう印象はですね、ジョン・ガードン先生はあのう、あのう正直な印象言って良いですか? はいあのう正直な印象はジョン・ガードン先生は皆様も写真を見られたら分ると思いますが、とっても美しい髪の毛をされておりまして、あのう「羨ましいなぁ」と。印象と言えば印象、ですが、あー第一印象ですが。

第二印象は未だにですね、現役で、自分で実験をされている、とお伺いしましてビックリしたのと、また、その後も何度もお会いしてるんですけれども、本当に最新の研究成果、常に論文を読んでおられて、その辺について常にディスカッション、色んな議論をする機会があるんですが、その度に、やはり科学者ってこうでないと駄目だな、と云う事を常に教えられる、そういう方であります。
(以上)


参考:
第26回京都賞受賞コメント「iPS 細胞がつくる新しい医学」 山中伸弥氏
http://www.inamori-f.or.jp/laureates/k26_a_shinya/img/lct_j.pdf


以下、wikipedia- japan より
[1]
2006年8月25日の米学術雑誌セルに京都大学再生医科学研究所教授である山中と特任助手だった高橋和利(現、助教)らによる論文が発表された。論文によると山中らはマウスの胚性繊維芽細胞に4つの因子 (Oct3/4, Sox2, c-Myc, Klf4) を導入することで ES細胞のように分化多能性を持つマウス人工多能性幹細胞(iPS細胞:induced pluripotent stem cell)を確立した。
[2]
2007年11月21日、山中のチームはさらに研究を進め、人間の大人の皮膚に4種類の発癌遺伝子などの遺伝子を導入するだけで、ES細胞に似たヒト人工多能性幹(iPS)細胞を生成する技術を開発、論文として科学誌セルに発表し、世界的な注目を集めた。
また同日、世界で初めてヒト受精卵から ES細胞を作成したウィスコンシン大学教授のジェームズ・トムソンも、山中のマウスiPS細胞生成の研究成果を基に、人間の皮膚に発癌遺伝子などの4種類の遺伝子を導入する方法でヒトiPS細胞を作製する論文を発表した。
( via : http://ja.wikipedia.org/wiki/山中伸弥