もしも もしも

「もしもしわたしリカちゃん、お友達になってね！」
（続きはファナティックです）

リカちゃん電話を思い出した。リカちゃんが僕に元気良く声を掛ける。
「あぁリカちゃん・・・」電話の向うの君は、今どんな格好で、どんな顔して、どんな気持ちで、僕に話しているのかい？　葱に似た匂いのするリカちゃん人形。綺麗なお洋服の上から胸の脹らみを確かめる。スレンダーな体つきは僕のまるっきりタイプじゃないか。綺麗なお洋服の下に隠された本当の姿が知りたくてイキナリ裾をまくり上げ純白のパンティーに指を掛ける。もしもリカちゃんが本当に本当の女子だったら僕はどんなに幸せだろう！あぁリカちゃん！　僕は寝そべりながらリカちゃん人形を顔面に乗せ猛烈に興奮した。

イマジネーションは大切だ。エロティックな妄想は変質変態である。「もしも」とゆー始まりが君をアブノーマルの世界へ導く。純粋な者ほどそれは見るも聞くも恥しい妄想だ。未知のモノから想像を働かせ形を創り上げていく、その過程で生じる歪みがアブノーマルへと発展する。リアルな素材を用いるイマジネーション/妄想はドラマティックでリアリティーであるが切なさを隠せない。アブノーマルの妄想はファンキーだ。陽気なメロウと砕けた横乗りのリズムは一時のハッピーをもたらし、寂しい後悔をもたらす。しかしそれには共感出来る部分が必ず派生し周りの者もまたハッピーにさせる力があることを知らずにいるのは愚かだ。そうした自己のファンタスティックダーティーをちょいと表現してみる際、努力を惜しんではならない。君のそそり立った分身を乱暴にシゴいてみせるのではなく、靴下やタイツに擦りつけ、髪の毛に絡め、腋の下を突き、綺麗な頬へ宛がうような感じで、ゆっくりと落ち着いて糸を引くように楽しもう。見せ付けられるだけのビジュアルエロの操り人形になってはいけない。隙を見つけるように注意深く観てみよう。そこには意外とコミカルが隠れている。臭いを嗅ぎ分けよう。画面の横とか後ろに居る方達の存在に気付くだろう。そこからまた目に見えているものを振り返れば彼ら彼女たちの熱意が解るのです。

もしも200cc溢れ出るのなら？