思いっ切り宣伝を仕掛け成功を収めてしまった初作トランスフォーマー（2007）には
結構ガッカリしたクチで、知らぬ間に公開された第2作トランスフォーマー/リベンジ（2009）が
前作収益を下回り、見事ゴールデンラズベリーとラジー賞を獲得、監督本人も「失敗作」とした
にも関わらず、セイバートロニアンの視覚描写が充実した点だけにまずまず満足を覚えてしまったクチ。
シリーズ最終作であり前作の失敗を取り返すべく脚本に力を入れたとされる自信作らしいが
スッカリ宣伝意欲を損なわせた感は正解で、ハッキリ言って第2作～リベンジの復習すら出来ていない
焼き回しと言うか、何故前作をリバイバルするか？と言う疑問が湧き上がる位に
また前作の反省をやってみた？的な間抜けっぷりが含まれ、尚且つ前作にプラス 5分する
155分間の長時間大作の意味すら虚しく、ダラダラ見せられるだけの苦痛が伴う残念な
スピルバーグご推薦、仕切るノリだけは結構なお気楽監督マイケル・ベイらが
事前に我侭やり尽くして出来上がったSF-CG映画。
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