現在でもアニメーションGIF は未だ健在だ。
久し振りに
GIF遊び をしていた。一年前の記事 "
GIF の再確認 http://redo-chan.blogspot.jp/2012/03/gif.html " 通り、今後もアニメーションGIFは一般的に利用される手軽なファイル形式だと思う。
一部のSNSや端末では使えない点や、企業間の都合で利用可否が制限される点などは疎ましい限りだが。
さて、一年経って
Cinemagraph/シネマグラフ はどうなったか?
ファッション系撮影コンビが始めた洒落た加工なので、世界中に愛好家がいるしコミュニティサイトもある。しかし、大体の指南サイトは「
Photoshop CS* Extended を用意しろ」としか書いていない。だから始めようにも/やってみようにも「
無理だ、じゃぁやめよう」となる。(スマホのアプリもありまするが)残念ながら全然広まってない。まぁ所詮は単なるGIF遊びだし、どうでもいいのだけれど。
Photoshop を用意するのは良いとして、アレコレ処理する前提で起動しているPhotoshopで、更に動画やアニメーション処理するってんだからパソコンの性能に関する注意書きも欲しい処だ。デジタル一眼カメラやムービーカメラで撮影した短時間動画を、只でさえ処理領域&能力を求める Photoshopで加工し、web最適化でリサイズや色数を指定してアニメーションGIFとして吐き出す処理は結構パソコンの性能を問う。
シネマグラフ系の GIFは、30以上のレイヤーを連続表示させるアニメーションだから、大して高画質でもないコマ送りレイヤでも、アニメーション処理すると「メモリ不足で処理できません」って場合も発生する。撮影好きな方々の趣味加工だから、各々スペックを考慮したパソコンを所有されているだろうけれど、レンジでチン!みたくは仕上がらない。
一方、格段向上した一般普及PC性能の余裕/余力を、時の状況と事情、つまり進歩とやらが食い潰す形になっているのも疎ましいが。
付け加えると、「
Photoshopがあれば出来る」と指南している所は、簡易動画編集を備えた Photoshop CS6(通常版)を推奨していないし、更にはAfterEffects に一切触れていない。
ファッション系写真家と組む Motion graphics artistなんて肩書きを使うテクニカルアーティストがフォトショしか使っていない、と考えるのは甘過ぎで、ハイレゾハイエンドとか画質に拘る人からすれば絶対間違いなく画像&動画処理ソフトを導入して切り貼り編集しているだろう。
Cinemagraph/シネマグラフを作成する上でソフトウェアに関して明言できる事柄はある。
決して Photoshopは高画質のアニメーションGIFを作成する為に必須ではないし、決して必要最低限のソフトでもない。これは決して貧乏人や乞食の僻みでは無いレベルの話です。まず「やってみよう、やってみませんか」に繋がる部分と助言が海外愛好家らと比べてまるで成っていない点は少し残念だ。
あまり長く記述すると、よく解らない内容になるのですが、反って煩雑になる事も踏まえながら、僕なりに記事にしていこうと思います。
続き
アニメーション GIF や Cinemagraph について2
http://redo-chan.blogspot.jp/2013/03/gif-cinemagraphy-2.html