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Aoi Sora's accessible seminar on HIV/AIDS

動画を貼って私見を載せただけのエントリーでしたが、HIV/AIDSに関する簡単な内容にしました。


蒼井そらのはじめてのHIV/エイズ講座(レッドリボン(RED RIBBON)[1] 夏まつり企画)

進行:蒼井そら 解説:厚労省健康局疾病対策課 平賀紀行 Language : JPN
(講座内容の詳細は下記ヤフーのレッドリボンページが最適です)
HIV/エイズ関連情報 - Yahoo! JAPAN
http://redribbon.yahoo.co.jp/


HIV と AIDS の違い
HIV -ヒト免疫不全ウイルス(ヒトめんえきふぜんウイルス、英: Human Immunodeficiency Virus、HIV)は、人の免疫細胞に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症させるウイルス。
( via : http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒト免疫不全ウイルス )

AIDS(エイズ) -後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん、Acquired Immune Deficiency Syndrome; AIDS)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症のことである。一般にエイズ(AIDS)の略称で知られている。性行為感染症の一つ。HIVに感染した時点ではAIDSの発症とは言えない
( via : http://ja.wikipedia.org/wiki/後天性免疫不全症候群 )



感染から発症までの流れ
HIVウィルスは比較的感染力が弱い。通常の生活行動で感染する確率は非常に低い。
  1. HIV感染・・精液、膣分泌液、血液、母乳で感染(ほぼ感染し易い順)。ほぼ自覚症状は無し
  2. 無症候期・・徐々に免疫低下※無治療の場合、平均10年の潜伏期間
  3. AIDS(エイズ)発症・・健康体であれば発症しない病原体でも感染症を起こし免疫不全状態。悪性腫瘍や神経障害等を起こし最悪は死に至る
画像:「蒼井そらのはじめてのHIV/エイズ講座」より
HIV感染状況
90年代後期から2000年代に掛けて感染者が増えた。2007年1082件、2008年1126件、2009年1021件、2010年1075件、2011年1056件、この5年間の累計は5360件。
右に年代別の円グラフを掲載。
ほぼ国内の日本人男性の内訳と考えて良い。 「平成23年エイズ発生動向 概要平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会」[2]によると1994年以降、増加を辿るのは日本国籍男性のみである。
国内の日本国籍女性または外国籍男女の年次推移は毎年100人未満となっている。但し、動画にもあるように HIV検査は人口辺り1000人に1人しか行っていない。

画像:「平成23年エイズ発生動向 概要
平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会」より
感染経路
「平成23年エイズ発生動向 概要平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会」[2]の円グラフから、同性間の性的接触55.4%、異性間の性的接触26.2%と性交渉での感染が8割を占め、順に不明/その他が18.2%、三大感染(性的接触/血液/母乳等)に含まれる静注薬物使用/血液感染/母子感染は毎年全体の1%にも満たない。
粗悪な環境での血液感染を除き、現在の医療上の血液感染は非常に低い。母子感染は適切な医療措置で感染をほぼ防げる。
8割を占める性的接触感染の6割強を占める同性間の性的接触は、ほぼ日本人男性同士の性的接触と考えられる。

性的接触で感染する理由
高いウィルス濃度となる血液と性分泌液(精液、膣分泌液)による感染となる。但し、血液感染となるのは明らかな出血状態での接触または交換である。性的接触の主な感染は性的分泌液から薄い粘膜を通して血液中に進入する感染となる。
  • 男性から女性・・・女性体内の粘膜に、感染した精液が直接接触して血液中に進入
  • 女性から男性・・・性交中、男性器先端に発生する細かな傷から、感染した膣分泌液が進入
  • 男女共・・・口腔性交による感染は口腔内の細かな傷から進入。性交でなくても性器の強い接触から感染することもある(女性同士の性交渉)。

画像:「平成23年エイズ発生動向 概要
平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会」より
最な感染理由となる男性同士の性的接触
口腔性交及び非常に薄く出血し易い直腸粘膜と男性器との接触、肛門性交での感染となる。人口辺りの検査比率から男性の同性愛者は意識が高く、また男性同士の性交渉は感染リスクが高いと思われる。

また、性感染症(性器クラジミア感染症/淋菌感染症/性器ヘルペスウィルス感染症)は HIV感染を高める。比較的感染力の弱い HIVウィルスだが性感染症による粘膜の損傷で進入し易くなり、感染確率が跳ね上がる。

予防
コンドーム(スキン)による感染防止。使用方法については動画中のアドバイスが最も参考になる。経験人数が少なく、特定のパートナー同士での性交渉では感染は起こらないと考えられるが、実際に HIV検査をし陰性である事が判明している場合でないと完全に安全とは言えない。

検査と実際例
HIV検査を目的としない医療行為上の検査で発覚することもあるが、自ら行う場合は全国各地の保健所で原則無料・匿名で行える。API-Net エイズ予防情報ネット[3]トップ「HOME」ページ右カラムで最寄の保健所を検索できる。通常検査または即日検査などは保健所によって違い、事前の問い合わせまたはネット上の検索で確認できる。即日検査が可能な保健所でも後日でないと判明しない項目がある。
通常は、1)目的の保健所へ電話をし、相談と日時確認予約。2)当日は案内に沿い、カウンセリングと採血。3)後日、指定日時に検査した本人が結果を聞きに行く。

病院や診療所でも検査できる場合があるが要問合せ、要検査代。
献血でHIV検査を行えるか? 献血での個別検査は行っていない。但し採取血液は検査と処理が成されている。(詳細:http://ja.wikipedia.org/wiki/後天性免疫不全症候群/献血における検査 )

検査の実際例は動画で紹介。「加藤鷹と行く! HIV検査


RED RIBBON×TBSラジオ - ニコニコチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch954
HIV/エイズ知識啓発イベント「RED RIBBON LIVE」の公式チャンネル。 HIV/エイズの知識啓発にまつわる動画のアーカイブ配信や、イベントと連動した生配信を掲載。


[1] レッドリボン
レッドリボン(赤いリボン)”は、もともとヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。
( via : http://api-net.jfap.or.jp/lot/whatRedribbon.html )

レッドリボン(英: red ribbon)は、アメリカ合衆国を発祥とする、薬物乱用の防止、AIDS に対する戦い、両方の象徴となる、赤のアウェアネス・リボンであり、多くの場合、HIV / AIDS と共に生きる人々の連帯の象徴(シンボル)である。偏見を持たず、差別せず、理解し、支援するための、世界的な社会運動を象徴している。国際連合エイズ合同計画(UNAIDS)のシンボルマークにも採用された。
レッドリボン財団(The Red Ribbon Foundation)は、HIV、エイズ関連症候群(ARC)、AIDS 等の予防に関する教育をその主な目的として1993年に創設された、レッドリボンをシンボルとして使用する代表的な組織である。
( via : http://ja.wikipedia.org/wiki/レッドリボン)

[2]平成23年エイズ発生動向 概要平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会
平成23(2011)年エイズ発生動向年報(1月1日~12月31日)平成23年エイズ発生動向 -概要- (1.7MB)|平成24年5月24日 厚生労働省エイズ動向委員会
http://api-net.jfap.or.jp/status/2011/11nenpo/h23gaiyo.pdf

[3]API-Net エイズ予防情報ネット
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html
エイズの予防・啓発等に関する様々な情報を幅広く提供することで HIV/エイズの感染帽子を図る為、厚生労働省委託事業の一つとして(公財)エイズ予防財団が実施しています。


参考
株)ライズファクトリー
http://risefactory.co.jp/


感染者との生活、意識や差別は個人に委ねる項目なので特に記載しません。生活病の原因となる生活習慣やストレスの方が自他へ与える影響とリスクは高いようです。事実の受け取り方や育成環境による考え方の違い、また過度の拒否感情を持ちやすい指向性から、差別意識は生まれてくるようです。特に隔離差別感情が生まれる感染症ではありませんが、個人個人の倫理観と思考性で違うのでしょう。
感染地域は主に人口の多い大都市圏で、地方都市は少ないが検査受診比率や意識から正確な数値は出ていないと考えた方が良いかも知れない。交際上手な場合は性交渉人数が増える。交際相手の経験人数に驚く場合もあるだろう・・・人類皆穴兄弟。なので比較的に男性側の意識は低いが征服欲より安全に留意されたし。どこか投げやりな人は蔑ろにする。ちゃんとした相手だと見極める判断材料にもなる。2次3次に描かれた幻影を真に受けず、現実を直視しよう。何にでも言える。でないと穏やかな人生は送れないかも知れない。

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