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Steve Vai スティーブ・ヴァイ オススメ Whispering A Prayer

懐かしい、もう10年も経つ。
2001年発表の2枚組ライヴ盤 ”Alive in an Ultra World - アライヴ・イン・ウルトラワールド” DISC1 - 7曲目に収録される「Whispering a Prayer~ForIreland~アイルランドへ捧ぐ~」である。ヴァイアルバムの7曲目はバラードの定位置、本人曰くセブンスソングとされ、バラード集のアルバムも発表された。

いちギタリストでワールドツアーを組めるのは、そうザラには居ない。ザッパ/アルカトラズ/デビッドリーロス/ホワイトスネイク等、カリスマギタリストの後釜として巧みに加入、併行してソロアルバムを出してきたヴァイは、特有のメロディと創造性で瞬く間にトップロックギタリストの地位を手に入れた。ヴァイは非常に強かだ、逸話が沢山ある。音楽性に加え、売り込み上手、商売上手と来れば、今の地位は計画と実行力が成した当然の結果だ。
”Alive in an Ultra World - アライヴ・イン・ウルトラワールド” は1999年発表のソロアルバム「The Ultra Zone」、このミレニアムワールドツアー中に録音した。このライブCDも強かに制作された。レコーディング機材をトラックに積み込み、各地を周りながらのライブコンサート中、観客に断りを入れて録音。Whispering A Prayer 演奏前、観客に対し「なぜなら、今からレコーディングするのさ」なんてヴァイが言う(アイルランド訪問中インスピレーションされ、実演奏は確か南米)。レコーディングスタジオ代が浮いた、そんな処だろう。同行したツアースタッフ、バンドメンバーには負担が掛かった筈だ、間違いない。
こうしてライブリストの中に組み込み(またはリハ中)堂々とレコーディング演奏、オフ中にシコシコ録り溜め、打ち込み等オーヴァーダブして仕上げたようだ。これはCDのライナーに詳しく記載されている。

改めてCDを聴いてみた、このライブCDで聴くべき曲は、このWhispering A Prayerだけだった。アルカトラズ時代からのフェイバリットギタリストだが実の所、彼の性格は頂けない。天才と呼ばれる人はその対象以外に於いて下品な面が必ずある、突出した才能が素晴らしいだけにネガな部分が際立つだけだろう。この最近(2008年)演奏されたWhispering A Prayerを聴くと、私的な論評が見事に吹っ飛ぶ。「この曲ほど楽器を身近に感じさせるものはない(虚覚え)」とライナーにある。非常にエモーショナル、これを聴いて癒されることがある。

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Steve Vai - "Whispering A Prayer" (Live At The Astoria)  by SteveVaiHimself official youtube channel

1 件のコメント:

  1. バンドのギターの人からはイングヴェイが一番すごいと熱弁されていた私は、こっそりヴァイを聴いたりしていました(笑)
    フランクザッパ門下生だというのはわかってたんですが・・・ザッパは聴いてみたけど全然よくわかりませんでした(汗)
    ヴァイは心地よいギターだなとなんとなく思っていました。初めて聴いたのが『セックス・アンド・レリジョン』でした。
    アルカトラズでも演奏してたんですね。イングヴェイの後に入ったんですね。
    ヴァイは確か、寝る時でもギターと一緒だったとかって話がありましたよ(笑)
    楽器と寝るってどんな感じなのか、試したことがあります(笑)

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