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どぅーしてココに着ちゃったの?!
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欲を失うのは死への準備

長くツイートしたものはブログ記事にする作業。こうでもしないとココの更新が滞るので。

自覚を持ち客観視点を考え公けに常識的に言って、性欲と云うものが不要な年齢になったが、適度に保持するのは人間的魅力に通じることを上位世代から教わっている。生殖を目的とする本能でもあるから、この目的の為の用を成さなくなった時、必然的に退化する欲求でもあると思う。

近年でも経済的余力に溢れる紳士は、育成や援助などの名目または威厳や活力から、若く美しく一段優れた女性を囲うこともあるだろう。こういった人達の実際の愛玩を少しばかり知っているが、万が一自分が立場を得ても同じように実践する自信も能力もない。同世代でも二周り年下層への興味を失っていない実在人物を少なからず知ってはいるが、欲する快活に比べて現実は当然厳しく彼らの欲求を満たす事には成り難い(運良く/知恵を絞って、そうなるが一時的な大人の知恵でしかない)。発散する対象を持たない限り、枯れないことは辛いことでしかない訳だ。

接客環境以外で格上と接触する経験がある場合、恐らく格上が向けている心理的な興味は、男性的なものではなく父性に近いと思う。種の保存(血の継承)と同じく、知識の継承を行うのは世間を見たとおり極自然な事でもある。世代間の接触は、直接的ではなくこういった間接的なものに留められるのが明確なのだ。

とは云え、実際そうではないし、感情を優先した末に余りにも現実染みた破局を迎えたケースも目にした。実の所、解っている筈なのだが、ひょんな事で道を誤る中高年も多くリスクの高さを自分の活力に変えている。これが幻想であると解っていても当人はせずには居られないのだろう、哀しい処である。これを慰めるのは運悪く引っ掛かった乙女やら職業に携わる者達で実際の所大変な役回りだろう。消耗を補うメリットに価値が無くなれば即刻無縁となる自由もあるが中々行使には至らない点も明白だろう。

そうして、欲と云うものが社会を動かしている中で一つでも欲求を失うと、楽にもなるし活力自体を失うことにもなると身に染みた夏だった。

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