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多様性社会に於けるビジュアル性産業

GIZMODO-米国、もしやセックスに興味ない人が増えてる?アダルトサイトの割合激減
http://www.gizmodo.jp/2011/09/post_9346.html
について感想を簡単に。

表題の疑問は違うと思う。
米国雑誌業界を潰したネットだが、向こうの XXX コンテンツは質が知れてる。
特に米国ポルノは演出企画で魅せない。実は世界に誇る Made in Japan-porn AVに比べて
欧米は過度に単純だ。恥辱要素が低いためシチュエーションや心理描写も少ない。
日活ロマンポルノに後の有名監督や俳優が出たような流れは
米国では少ないだろう、そういうエンターテイメントショービジネスだ。

「もしやセックスに興味ない人が増えてる?」との表題は記者の見当だと思う。
草食男子増加や国内事情に照らし合わせたものだろう。
一番の理由はポルノ以外の利用法が増大した事ではないか。
どれだけ個人参加を促すコンテンツが増えたかを考えればポルノ利用は一部だ。
ポルノは新しい媒体を広める原動力になる。今もう必要とされないだけだ。



産業の経緯と問題について。
ポルノは新しい媒体を広める原動力になる。ビデオ(レンタルシステムも含め)、
格安でDVDを再生出来たPS2、インターネットがそれだ。
規格で揉めたBlu-rayには見向きもせず、2010年辺りから漸く全体が
取り組み始めたが、規格戦略の失敗もあり普及が遅れた点で
国内アダルト産業はBlu-rayを必要とはしなかった。ネット販売コンテンツが充実していたからだ。
しかし、このサイトは利用者御用達であったが、一般的に認知度は低かった。
故に、既にポルノは小さな扱いだったと憶測が付く。
出版社を買って宣伝に使う手法も紙媒体業界の混乱から、連携の意味を失くそうとしている。
1000円差のDVD媒体は今も健在なので、安上がりで高く取れると思ってしまうが
ハイリターンに繋がる程ではないだろう。

視聴者側が昔と同じく、見るだけに留まる訳が無い。
これだけ行動を促すコンテンツが増えた結果、どれだけ一般人が個人行動に走ったか。
産業が取り上げるネタは巷からじゃないか。
購入側からの要望に応えた結果で、新作が生まれている訳じゃない。
供給側が時代に乗ろうと躍起なだけにしか見えない。

やはり性産業はアンダーグラウンドでこそ栄える。その方が高く捌ける。
日本の場合、販売元がレーベルと本数を大乱造させ規模を一気に増やした。
Blu-rayを必要としない程の独占サイトを膨張させた挙句、不運にも時が経ち趣向が変わり
そこそこ知られるようにはなったが飽和し過ぎて、飽きを招いた。これは質を落としたツケ。
グループ会社が投資や芸能に向かって利益を上げても、本業は末端任せの運頼りとなる。
この点では変わっていないが、悪く言えば販売に変革あっても、制作にこれが無かった、
と云う事だ。
魅力の無いコンテンツに逸材がやってくる訳無い。

最終手段の無修正コンテンツはウケただろう、引退者(間近者)を無修正へ回していたが
今では国内コンテンツとで人材掛け持ちさせている、考えられない。
公に無修正へ舵を切ると企画演出映像技術の全てが飛ぶ。アメリカのポルノがそうだ。
インテリジェンスがインスティンクト(本能)にやられる。思考作業を失う。

しかも、こういった凌ぎが、ユーザーには伝わらない。全く別物の扱いで連動しない。
口コミと見た目で売っても内容が伴わないので続かない。
リピートに繋がる根本的な要素を考える暇が無く無尽蔵に撮影する悪循環が続いている。
結果、現場だけが泣いて人材が集まり難くなる。世代シフトで常連が去っても新規を飽きさせるだけだ。

今の差益活かして点の様に羽振り良くしても次々当る訳でもない、それに時期も悪い。
周辺3ヶ国に市場を求めても怖い所はある。回線販売で回避しても気が抜けないだろう。
台湾や中国の熱狂振りにバブルを思い出しても仕方ない。
もう膨れ上がるしかない。そして緩やかに衰退するまで待つ。
既に国内は見限ってるだろうし安い札で高く吸い上げるだけ。不幸中の幸いか、ユーザーは未だ無知だからね。
10:12 via Saezuri

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