東京都青少年健全育成条例の揉め事について

話題になった条例が落ち着きを見せ始める。

18歳未満の性行為を描く、漫画やアニメ等の２次元創作物の販売とレンタルを規制する
条例改正案についての質問回答集を作成、発表。

「表現の自由を侵害する」と意外な批判を浴びた事に反論する回答では
「創作や出版、大人への販売は自由」と表現の自由侵害を否定し強調。
「裸のシーンはすべて規制される」という「誤解」だった件には、
ドラえもんを挙げ「しずかちゃんの入浴シーンは規制されない」などと
一般認知度が高い６作品の有名と判断した場面を挙げて説明。
本年２月に改正提案されたが民主党へ、意外にも一般から多数の反対意見が寄せられ
渋々継続審議となる。

賛成意見は多数あるので、反対的な記事を参考に。
月刊Charge：児童ポルノ禁止法、改正って？
文頭アンケートに回答した議員の意見が非常に理性的です、反対する方の溜飲が下がる良回答。

猛省を求める指摘の数々。
「子供を守る」ことが毎度「ポルノ的表現」だけで盛り上がり、真剣に議論する事が出来ていない。
どうも性に対する案件は、恥かしがったり、不潔感で目を背けてしまったり、可笑しさが混じったり、
と主旨から外れてしまう。ちゃんとした大人でも真っ当な議論は出来ない。
多少なりとも性交渉経験があるのなら、出産を考えたのなら、ちゃんと話せる筈。
快楽と子孫繁栄との区別が出来た人なら、説明は容易い。そうでしょうが。

欧米が所持禁止であるが故の圧力があり、これに同調したもの。
そうでなければ取り沙汰されるものではなかった。
子供に対する大人の犯罪、議論しても可笑しな展開、挙句は中途半端な結末。
語れる程、議論出来る程、性を知らない未熟な大人たち。
ジュニアアイドルが売れるから、と制作する側、それに乗る親。
真面目にアイドルを夢見る子供。

アダルトカルチャー発信国ですが、世界の中では、性交渉頻度少なく、行為における満足度も低い結果。
生活共同体の関係下にある男女（夫婦）でも、性コミュニケーションの下手さは先進国中で最低。

その辺りの不満を性商品で解決するが、全くの知識不足なので過激なパッケージに興味を示す。
懐の痛みを抑える安価で安易な買い方なので、一時的な消費と欲求解消、無駄に小銭を落とす。
頭を使わず、手を使って亀頭を扱くだけの前文明行為。
子供の産み方だけは知っていたが、上手く言葉に出来ず、教えてやれない親。
快楽と子孫繁栄の違いを伝えられない大人。快楽に走る人間。
外道は仕事で溜まったストレスを性的発散し、時に犯罪沙汰。


感想
条例は２次元表現に限っています。３次元（ＡＶ）は対象外です。
何故でしょうか、議員が献金受けているのでしょうか？　恐らく、そうです。
当条例に関わった議論される方もどこかで報酬を得たんでしょうね。だったら、出版業界も金を渡せばいい。
お金は意外と効果的だし、世の中は金の力で動いている。

子供を守る御題目が金の力で盛り上がっているのだけなら、子供を守る規制より
まず大人を教育する方が先じゃないかな。