総じて邪魔で仕方ない。
ネット上に投稿すれば自分の管理/権限を外れて誰もが使用できるデータとなる。このツイートもそう。
こういう前提で利用者はアカウントを取り、この点を承知して誰もが使用している。文章中の著作添付は困難だろうが、販売/創作系の画像や動画にはcopyrightを示す記号やURLを必ず写し込ませて欲しいと思う。
話を中国系サイトに移そう、殆どの中国系情報供給サイトは、どこからか借用した画像に必ず 自サイトのタイトルとURLを写し込みする。ワザワザ貼り付ける。ほんとデカデカと貼り付ける。さも自分が提供元であるかのようにドドンと貼り付け加工して掲載する。これはこれで中華らしい様だが、こういう隙の無さを販売/創作系のアップロードにも倣って欲しいと思う。
そうしないと元ソースまで辿り着けなくなっている。これは自分の不満でもなく全体への危惧だ(これも私見だが)。
今現在、膨大なアダルト系画像で見受けられるのが、単なる末端情報として画像というデータが在るだけの状態になっていることだ。
Googleの画像検索サービスは本当に優秀で大変素晴らしい。だが、その検索も最初に述べた無駄に多い転載まとめサイトが弊害として氾濫しているし、仮に元ソース(出版元/モデル名など)を不特定多数に訊いた処でマトモなリアクションが返ってこない状態でもなっている。以前は、問いに答えられる情報通が絶対存在し天の一声、ヒントとして検索の手助けになったが、それも今では、主に転載サイト同士の拡散合戦による無意味無駄な流通量と氾濫から、正直多くの情報通も手に負えなくなってる様に見えて仕方ない。
「所詮アダルトでしょ」と云う事ではない。
これからも様々なデータは増える一方、一般の関心が退いてしまった著作データは只のピースとなっていく。まるで土手河原に落ちている雑誌の切れ端と一緒なのだ(もうこゆの見掛けないだろうけど)。しかし、アダルト系ならば名も知らぬ裸像画像と化すのを好都合とする場合もある。その裸像の本人とかだ。
しかしこれがイラストやアート系の二次創作物ならどうだろうか。
既に誰が描いたか全く不明な二次創作物データは多い。これなら少々理解して頂けると思う。今後もアーカイブが増えると同時に、関心の有効期限は短くなり、無尽蔵に増え続けるデータ量に圧倒されたために(各人が行うアーカイブへの)諦めも生じる。記憶と知識を増やしながら更に過去データの更新も行うことへの諦めだ。
既に個人は情報量に対応できていないことは自動情報提供サービスへのニーズと提供から明白だろう。
そうして「見たことはあるけど詳細はよく知らない」データが増えるんだろうなと思う。過去の遺物は土に埋まったが、今は電子の渦に飲み込まれていくようだ。クリックで済む [いいね] リアクションが蔓延ったせいで、自分の脳内にアーカイブ出来なくなった。ネットを開けば在るものは手許に無いのと同じことだろう。
もう少し加えると、今現在ネットを面白く利用している中高年連中が「自分が死んだ後も投稿物は残り、顔も知らぬ子孫が自分の遺したデータを閲覧するのだろうか」等と期待含みで仄めかしているかも知れないが、そうは成り難いだろうし、万が一目に触れても先祖だとまるで気付くまい。07:49
こうした事を書いた数日後、
うーん、まあそれは一理あるな RT @makoto_mstb: コンセプトとかに書いてある通り、動画の発見からストックを楽にしたいという思いと、お気に入りとしてストックしたものを共有できたら、マスタベーションを効率化できると思ったので。
— やまもといちろうさん (@kirik) 2013年2月9日
ネットでよく見掛ける "当事者らの揉め事に一般の部外者が堂々と意見参戦する"一幕である。
一理あるとか優しいなぁ。FCとかxtubeとかtube8とかXvideoに流れた動画を外部でコレクトさせるサイトに何の意味が双方にあるんだろうか。謂わば「道端で拾ったエロ本からお気に入りページを切り取りスクラップして、それでシコシコマス掻く」ようなものだ。
配給ソース元は僅かで、そこの巨大さを活かし切れず手仕舞いした/実態を知って手を引いたIT会社は多い。昔の話だ。そうして今10年経って何かが変わった訳?
サービスサポート良かった XVN潰しても本体のDMMは時間当り6桁PVでしょ。あの頃に比べたら今の雑エロサイトなんか綺麗な店舗でゴミ扱って賃料払えず更新停止する様相と同じですよ。なのに何でこんなもん作って「ところがアクセスがありますよ」と自信持って常人気取りなんだろうか。
配給数もアップロード数も膨大過ぎた為、ソーシャルさせても利用者間で情報交流出来ない位麻痺してるんだから余力食いつぶされるだけだっつーの。既に事情通が口噤んでんだから解る奴だけ相手するとか底辺理論だっつーの。「それでも面白けりゃいい」とかゆー論理が今のソーシャル脳なんだっつーの。
簡単に使えることを望むのも、これに助力するサービスも当然あって良いけれど、足元をよく見て提供しなければ御用の無いサービスにもなってしまう。無駄無意味な情報サイトにならないよう、サービスの質と理念を設けないと、これまでの繰り返し、つまり消えてはまた現れる泡と同じだ。今更感しか感じられないサービス如きを自分の自信と肩書きにした勘違いが、今後もアーカイブの邪魔となるのかもしれない。
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