先立って日本語 wiki ページが存在する Aegisub を使ってみた。
インストール段階で対応言語のチェックを外せばプログラム容量を幾分減らせる点や日本語対応には好感を持てたが字幕のテキスト保存が独自形式だったので諦めた。無効なファイヤウォールルールが添付されるオマケが付いたのは大変残念だった。
Subtitle Edit
使いたい字幕編集ソフトに求めた動作条件は
- 日本語対応
- 動画再生
- MP4 / FLV フォーマット対応
- SRT形式での出力
Nikse.dk http://www.nikse.dk/SubtitleEdit/
Nikse.dk Download:http://code.google.com/p/subtitleedit/downloads/list
CNET Download:http://download.cnet.com/Subtitle-Edit/3000-2170_4-90536.html
インストール段階から日本語を選択出来るので導入は易しい。プログラム容量は12MB程度(に比べてAegisubは48MB)と軽い。インストールは本体とtrans~の2つ、後者は操作画面の日本語化ファイルが入っている。インストールはデフォルトで良い。
起動後 [Option]> Choose Language から日本語を選ぶと UI が日本語になる。
本ソフトは字幕作成ソフトなので様々なファイル形式の動画を再生できる必要性がある。
[オプション]>設定>[ビデオプレーヤー]と進むと、ビデオエンジンを確認できる。標準の ビデオエンジンは DirectShow が指定されている。
これはつまり(特にコーデックセットをインストールしていない場合は)、ウィンドウズメディアプレイヤー(WMP)のエンジンで再生する事を意味する。従ってWMPが対応していない .FLV形式の動画等は再生不可能だ。幸い WMPで再生できるファイル形式を増やせる追加コーデックセット(ffdshow/LAV/CCCP等)が多数フリーで入手出来るので、その環境を得ればWMPで様々なファイル形式を再生できるし、この SubtitleEdit でも同様の恩恵を得られる。
ビデオエンジンの項目を見てもらうと、VLC 及び MPlayer を利用出来ると判るだろう。
上の画像をよく見て貰うと、VLC他がグレー表示されている。この場合はラジオボタンの操作が当然無効になり選択不可能。インストールされているとアンチェック項目でも黒字でシッカリ表示される。
注意して頂きたいのは、この SubtitleEdit は 32bit ソフト。
VLC をインストールしたフォルダが、このソフトと同じフォルダ(例:ProgramFilex86)にないと認識しない。VLC 64bit だと違うフォルダになるので、「インストールしているのにエンジン選択出来ない」ことになる。
VLCは32と64bitが共存出来るので SubtitleEditを重宝するのなら通常の32bitをインストールして置いても良い。VLCは軽量ソフトだし、そもそも 32bit版VLCは64bitOSでも問題なく動作するソフトだから。
Subtitle Edit 特徴など
- 重複警告有。時間設定は動画に反映。複数行選択は Ctrl + クリック。範囲選択は終点をShift + クリック。ショートカットキー設定可能
- 部分的な時間調整(例+0.5秒、-1秒など)は、[ツール]>表示時間の調整(A)。
- 全体的な時間調整は、[同期]>すべての時間の調整(早くする/遅くする)。同期(字幕と動画のタイミング一致)に関しては複数操作が用意されている。
- フォントと装飾(太字、斜文字など)は右クリック。行全体は行フレーム、台詞の一部分のみの装飾は入力欄で反転>右クリック
- コントロール画面、テキストの直前から再生(T)- F10 で素早く移動と確認
- 指定行の直前または直後に行を作成、行の結合と分離、充実した操作が可能。
- 字幕ファイルSRTを開くと該当(同ファイル名)する動画をプレイヤが読み込む。(動画と字幕を同フォルダ内に置く。
- ファイル拡張子変換。名前をつけて保存>保存ウィンドウファイルの種類をクリックすれば40程度の拡張子(srt/sub/adobe系)など殆どのファイル形式に変換できます。
Subtitle Edit マルチウィンドウモード。シングルウィンドウも可能 |
注意点
- F11/ F12(選択行を基準にタイムコードを整列)の押し間違いに注意。但し、編集>履歴から復元可能。履歴はフォトショで云うヒストリー、これに近いもので使い易く、ミスに気が付くのが早いほど早急な復元が可能。
- 音声ウェーブ画面。動画データから音声を抽出処理する時間が長く未使用。
- Subtitle Editer 内でのタイムコード設定とプレイヤーでの表示タイミングの確認は便利だが、再生プレイヤーに依る字幕ファイル読み込み再生でも表示タイミングを確認すること。若干のズレが確認出来、微調整に繋がる。
- プレイヤー画面の大きさや位置を変えようとドラッグすると再生&停止を繰り返す
- 開始時間と表示時間のカウンターが小さい
http://www.nikse.dk/SubtitleEdit/Help
非常に充実したヘルプを作者自身が用意されてます。英語ですけど翻訳(意訳)字幕作成する方なら大丈夫かと思います。このソフトの使い方を日本語で詳細紹介している人は皆無だと思いますのでw 困ったら先ずコチラ↑のヘルプページを。
字幕ファイル作成に特化した仕様で気に入りました。作業性が良いです。Good Software
趣味で翻訳したものは、Anysubs にUploadしておりま
趣味なので責任持たないよう別IDを用意しましたが、開き直って白状し、仕上げた映画字幕タイトルとファイルURLをココに掲載。
- Dragons: Gift of the Night Fury (2011)
http://www.anysubs.com/subdetails.php?subid=148205 - Dances with Wolves (1990)
http://www.anysubs.com/subdetails.php?subid=148259 - No Country for Old Men (2007)
http://www.anysubs.com/subdetails.php?subid=148298 - Mad Max (1979)
http://www.anysubs.com/subdetails.php?subid=148389 - Star Trek (2009)
http://redo-chan.blogspot.jp/2012/09/star-trek-2009-jpn-subtitle.html - Conan The Great (1982)
http://redo-chan.blogspot.jp/2012/09/conan-great-1982-jpn-subtitle.html - Sneakers (1982)
http://redo-chan.blogspot.jp/2012/09/sneakers-1982-jpn-subtitle.html - The Rum Diary (2011)
http://redo-chan.blogspot.com/2012/09/the-rum-diary-2011-jpn-subtitle.html
英語出来ませんので完成まで約一ヶ月。吹替版あれば遠慮なく参考にし、文字数制限で省略されたものを加えたりします。余計なお世話が大好きです。
急いでうpしがちなので誤字など不完全で、うp後も手元のファイルは訂正変更を続けてますゴメンなさい。メモ帳などのテキストエディタで編集し易い(.srt)で作成していますので、誤訳や誤字や間違い、時間ズレなどは、DL利用者様方で手直しお願いしたいと思います。ジャストで連動するファイルが余り無い様に、私も時間ズレを直しながら利用させて貰ってます。
当ファイルを元に訂正改良向上版など使用頂いても結構ですよー。
素人が翻訳なんて、面倒で信頼性ないのですが、原語を訳すと何度も観直すことになり、原語のニュアンスと意味合いを何となく解読するので、総じて作品理解が深まります。凡作でも翻訳すれば、当人には評価の高い映画になります(情が出ると云うヤツですが)。言葉の向こうにあるモノが見える気がします。
幾つか倫理/表現規制がある字幕版や吹替版では分からない「実際」が見えてくるのも面白いです。字幕版も吹替版も一長一短ですが、自分の頭で確かめてみる字幕作成行為は中々楽しめます。面倒ですがオススメですよ
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