「何でも良いからメタルを掛けてくれ」こう云ったリクエストにラジオが応えていた素敵な時代がありました、本当にねw そうしてメタルは「メタル」でもあったし「ヘビメタ」にもなりました。メタルなバンドとヘビメタなバンドじゃ扱いも違ったことでしょう。そうして「スラッシュメタル」なんていう凄い言葉を冠したジャンルが出てくる訳です。「メタルとパンクが融合したのがスラッシュメタル」と紹介されていた頃です。
もうね、当時は「メタル」とか「パンク」とか「スラッシュ」って言葉自体が過激で悪魔的なフレーズでした。例えたら「○○さんのこと好き・・・」って言われる/言うくらい、ソワソワムクムクする言葉でしたよw ですから「スラッシュメタル!」なんつー合体言葉に超絶興奮したモンです。
「スラッシュメタル、スラッシュメタル、・・・嗚呼スラッシュメタル、スラッシュメタル・・・」
当時は平和でしたからね。
その頃から SLAYER は硬派な扱いでした。例えるならアイドル系といえる メタ&メガ。この2つを知っていて尚且つ愛聴しているとなると当時は相当なメタル通になれた訳です田舎では。この2バンドは関連性がありましたからね、人物相関的にもエキサイティング、まぁスラッシュ界隈でのアイドル系バンドと捉えてもいいでしょう、そのような人気具合でしたし。そうしてメタリ○はメタル史上異常且つ革新的な存在になっちまいました。
一方、スレ(イヤー)は本格派で硬派で無骨なイメージや楽曲から、彼らをジャンル最高位に挙げるメタラーは多かったと思います。が、当時の私はスレイヤーのリフに全く何かしらのキャッチーさを感じなかったので全盛期はヌルーでした。
それから30年経ちました、経つもんですねー
どのバンドも漏れなく メンバーチェンジや、解散再結成とかありました。新しく若いバンドは世界中で誕生し、有り難い事にその演奏活動を動画で視聴することが出来ます。凄い時代です。
色々変化して時代は進歩進化したらしいです。
人間そのものは無進化ですが、便利さが世界を少し小さく狭くした現在、数十年前のモノや文化等の時代感覚が一気に共有という懐古へ移行したようでもあります。
そんな中、今でも迷う事無く以前と変わらない方向性を示し現し、風格を増したバンドが一つだけ存在します。あのムスティン大佐も「最上級のスラッシュバンドだ!」と語った SLAYER の事です。
Slayer - Angel Of Death http://www.youtube.com/watch?v=D1bBGdoRgYU
これのアツい翻訳字幕入り動画があった
【日本語訳】スレイヤーSlayer - Angel of Death http://www.youtube.com/watch?v=CP7WErhtjWk
The Big Four - Slayer [Live Gothenburg 2011]
「最後に勝ち取る」
勝敗では無いですが、結局の処「コイツラやっぱスゲぇわ」と言わしめ世界が認めてしまう偉大なスラッシュメタルバンドはスレイヤーだけだと思います。
当投稿後の5月3日 不動のフロントその双頭ギターの一角 Jeff Hanneman / ジェフ・ハンネマンが逝去しました。
Slayer is devastated to inform that their bandmate and brother, Jeff Hanneman, passed away at about 11AM this... fb.me/x8bXmzyH
— Slayerさん (@Slayer) 2013年5月2日
Jeff Hanneman:: photo: Ethan Miller/Getty Images |
http://www.slayer.net/us/jeff-hanneman |
残念としか言いようが無いです
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