Blogger に標準対応した WindowsLiveWriter を落としたので試用ついでにアップ。
貼れないが、海外18+,3Dまりおネッターが凄い。身元を隠し「趣味ぽよ!」と、月に数絵巻ペースでシーン連続静画をブログ掲載している。3D figure はアイテム毎に約$5over の購入費用が掛かる世界だ。ロケーション、オブジェ、コスチューム、パーツ、テクスチャ、アイテム、キャラクター、目に見えるシーンの造形物一つ一つが購入アイテムなのだ(キャラ一体に$100位は掛けるんじゃないか)。無償提供のベースフィギュアに、各人が既存のダウンロードアイテムを組み合わせて新しい容姿のキャラを作り出す、例えるならアカウントのアバター設定に似ている。画像に登場させたキャラの数だけ出費があり、風景が変われば、やっぱり金が掛かっている。正確な一例では無いが「城壁を背景に立派な装いをした騎士が3体、周辺には木があり、これと云って場面に物足りなさは感じない、平凡な場面のCG画像」程度なら原価は約$400位ではなかろーか。仮想世界の3Dアイテム一つずつがデータであり、これらを用意する3Dモデラーがアマプロ関係なく存在する。また3Dアイテムを集中売買するサイトがある。こういう3Dアイテム売買世界を以前批判した。”お人形遊び”と自虐交じりに語られるのは、リカちゃん人形と同じく素体がNUDEだからだ。リアルに迫るテクスチャはモデルのスキンを細部に渡って高画質撮影し画像データにする、これは勿論オプション扱いで購入費用は割りと高い。データ化されたリアルドールフィギュアって訳。何気にここまで読んでしまって後悔するだろうけど、別に男共のシモ話を綴るつもりは無い。
一昔前フィギュアコレクターは結構マニアックに映った。プラモと違い、工作作業が無い人型完成造型物の収集は異質な収集道楽だった。書籍や映像記録媒体、ポスター等で賑わう並みのオタク部屋の棚にフィギュアが数十点も置いてあれば余裕で退ける。半端なフィギュアコレクションは別に問題ないオタク趣味を一気に変質させる要素が昔はあった。しかし近年、若い世代も気軽に馴染める可愛らしい置物として定着している。部屋にあったとて何ら違和感は無い。また、ジャンルによっては高額品であり、特に海外系のリアルフィギュアは一体数万~数十万、それをクリアケース内に収め、専用照明でライトアップする。十分インテリアの世界なので高所得者を選ぶことも叶う。こういう手に取れるインテリアフィギュアに対しマウスとキーを使って接するデータフィギュアが今回の話だ。モデリングされたデータなのだから実物品とは、そもそもの動機が違っているだろう。可動範囲やアレンジの広さとか、他人に見られ難い内密性とかじゃなく、身近になったコンピューターグラフィックスで描かれる世界を自分で創造したい願望が大きな動機と思う。
では今回閲覧したCG 3D figure の話。ハッキリいってアダルトだが、海外での扱いはXXXではなくコミックポルノの要素が強い。なんてゆーか HENTAI。余談ですが”HENTAI – ヘンタイ - 変態”は海外で十分通用する日本語だ。二次元、三次元を含めて、何かこう日本的エロティックなアプローチとニュアンスならば HENTAI とカテゴライズされる。向こうの勘違いだろうけどコスプレもジャンル入りする場合があるようだ。国内で云う処の同人性年コミックみたいな、、、別に同人を卑下しない。例えるなら同人に照らし合わせるのが分り易いだけ。しかも海外3DPornは国内同人程メジャーではなく、ずっとずっとマイナーなマニアック世界。例えて(も分らないと思うけど)”国内AVの中にあってアニメアダルトはアダルト市民権を得ているが、人間の動きに倣っても如何せん動きがギコチなく物凄く中途半端な仕上がりに留まっている3D人形のアダルト商品は目茶マイナー、これと似たような地位”かと思う。因みに3Dモデルを動かすアダルトはやっぱり日本産が良い所を行っている。近年はメーカー制作ではなく、インディーズまたは個人発表の短作だ。認知度は国内より海外の方が高い。向こうのポルノマニアは「やっぱ日本すげぇ」と思っている訳だ。こうした草の根運動がアダルト世界を始め至る所にあり、経済状況や事故後でも海外の日本評価は一応保たれているのではないか?と半分本気で思ってしまう。
欧米にとっての黒船でありイノベーションであるジャパニーズエロが程好く浸透した中、海外在住の3Dフィギュアを使ったPORNクリエイターは結構茶目っ気がある。ディズニー作品をPORNアレンジしてしまうノリ、エロスの要素にあるユーモアが割りと前面に出てくる。こういうマイナージャンルかと思う。国内エロフィギュアはグラビア的な要素が大きく(エロ本の世界)、美麗かエログロだったりする。おのずと国内の愛好者の年齢層が判りそうだ。
実際どういうものかは詳しく説明しない。まず欧米だけに、設定と演出は中世GBangisch。殆ど非暴力タッチ、この点から一般クリエイターの人間性が見えてくる。爽やかに悶々しているような人達だ。特に海外フィギュアマニアは実物とデータフィギュアに垣根を設けておらず、実物フィギュア趣味が高じてデータフィギュアも愛好している感じがある。これは彼らのブログに元々なんとかフィギュアマニア(SWとか)らしい記事が上がっているし、3D映画の制作現場でもデスクに設定モデルの実物造型が必ずあるって事や、人間は生来、ものを手にしたがる傾向からも伺える。前述した通りフィギュア愛好者には中途半端な経済層や知識層は居ない。各人の常識度は結構高いと見て間違いない。3D操作にハマれるパソコンスペックは滅法高いものを要求させられる。映画制作に使用されるモデリングソフトまで踏み込めば軽く150万は掛かる。モデリングは設計だ、有名CADソフトを制作するソフト会社が映画用のモデリング&レンダリングソフトを提供している。CADと くれば3Dグラフィックの世界に対し現実感が持てるだろう。業務用CADの世界は$10,000-(100万)基準だ。ここの話はキャラクタ設計(モデリング)を飛ばし、出来上がった3Dデータで、プラモで言うジオラマまたは絵を描く、こういう趣味。一桁減って $1,000-クラスの趣味と考えればいいだろう。「けど結局エロなんでしょう?」その通り。
ポルノ規制が時折盛んな国内エロは外圧以上に、そもそも元からどうしても根暗な傾向がある。反して海外ポルノはエンターテイメント。「良い天気だね、君としたいよ!おk!やりましょうよ!」みたいな能天気なノリ。バカっぽいが陽気だ。非日常でもない。割と生活感があって開放的だ(国内の場合は裏事情、実はエッチだとか、実はあの人がとか、いちいち人には言えない私の事情がある。ギャップやら本心やらタブーやら実態を覗くような覗き趣向を日本人は愛するのだろうか)。
海外のクリエイターには茶目っ気があると書いた。それは発表した作品画像のキャラクターらのポーズや表情を見れば判ってくる。フィギュアのポーズは全身に渡って設定する必要がある。操作自体は難しくないが、ちょっとした決めポーズを取らせるだけでも結構な手間が掛かる。だって、目線/眉/瞼/鼻/上顎/下顎/舌/首/左右二の腕/左右一の腕/左右手首/左右五指/胸/腰...全部位置設定する必要があるからだ。データ世界なのでXYZ座標上で位置決めする。手数シーンともなればアニメと同じく前後のポーズをトレースして動かす必要もあるだろう。こういう手間の作業にあってキャラクターの表情はチャーミング、ユーモラスなのだ。ちょっぴり、いや中々萌える表情に仕上げている。なんてったってフィギュアの表情が素晴らしい。アダルトな世界だが意外や意外、豊かな表情を持ったキャラクターに「コイツおもろいキャラだなぁ」と思わず笑ってしまった、流石ウィルトディズニーの国だ(?)。こういうキャラクターを見ると、一般人クリエイターらはシーン設定などの手本にポルノビデオでは無く、映画やカートゥーンの影響を受けていると感じた。海外の自国で親しんだ映像を、通常視聴者とは違う視点でよく観察しているようで、これは静画を続けて動かす事で判ってくる。画像を時系列に並べて連続表示すると画像になった人形が命を得ているのだ。大きく移動しても脳内で保管するのは人間の能力だ。これに国境は無い。例え複数体を場面に登場させてもそれぞれに動きを与えている。これは非常に手間が掛かるし尚且つ、映画やアニメ的な技法が分っていないと到底見れたもんじゃない(やりたい事は分るが、しかし!に収まるだろう)。とても趣味では語れないレベルだ。加えて人物の表情が豊かと来れば、表現方法がフィギュアポルノなだけであって、制作者の人格がヤバイなんて余り言えたもんじゃないだろう。また3Dフィギュアの国内外の差について少し判った気が刷る。漫画の影響が強いとカット割に向かうが、海外は映画の影響が大きいのか場面展開とアングルに拘る、こう考えた。けれど忘れちゃいけないのが日本のアヘアヘコミックスの影響だ。フィギュアのアヘ顔に、どうしてもアヘアヘコミックの絵柄を関連付けてしまう。彼らは日本のエロを興奮材料では無く、ユーモア溢れるエロチック文化として受け取っているようだ。ほんと HENTAI カルチャーはぶっ飛んでいるらしいぞ。
ところで画像は作品毎に纏めて掲載はされていなかった。一枚の画像を頼りにリンクまみれの海外アダルトサイトから同類の同作品を画像をしつこく根気強く集める。シャッフルリンクなので目当ての画像をクリックすれば即座に表示される程甘くない。「目的がエロだから出来るんですね」とかを越えている。やり始めたことは完遂する、最早挑戦であり執念と化していた。こうして360枚程集めても一切クレジットが無く、制作メーカーが判らない。タイトルすら無い有様に「これだからダメリカは!」と思ってたが、只の紹介クレジットだと思っていた blogアドレスに訪問してみて漸く、全て個人発表作品だと判り驚いた。ブログを読んで見ると何々・・・「Hey,Guysこんなん作ったから見てくれよな」と記事掲載している。勿論無償提供だ、作った画像を動画にしてDL出来るようにまでしてくれてる。喘ぎの音声はどこぞのPVからだろうが、動きは勿論自作(すごい手間掛かります)、それが滑らかに緩急ある動きで、恐れ入り屋のなんたら。そもそも、こう云ったプライベーターのブログ掲載画像を集め、何やら勝手に有償利用する世界が先に目に付いたので、そうと気付かなかった。
彼らのブログを見てみると、ソフトやアイテム、チュート系の記事タグは一切無いのが向こうの特色。そんな事より楽しもうぜってノリが好感を得る。記事に付いたコメントを読む。数ヶ国語ある。しかも一々「凄ひ!ありがとう!」ってw ヲタ世界ではあるがちゃんとエンタメが成立している。コメントに厭味や評論は無く「もっと凄いの見てみたいよ!」だって。全く以ってアダルトな趣味なんだけど、作る側も見る側も何か純粋に楽しんでいる点に、奴等の無邪気さを見た。これは国内3Dポーザーと一線を画す点だろう。
以上。
Blogger自体の編集フォームに不満は無いが、WindowsLiveWriter は使い易いと思った。しかし、まるでGoogleアカウントでログインしているような連動には退く。
0 件のコメント:
コメントを投稿