にしてみた処、中々のアクセス数を頂いた。実際お役に立てたかは不明だが、当方では特に不具合や不審な事は起きていない為、長らく無関心だった。が、今改めてどうなのか? 少しだけ関心を持ち記事にしてみることにする。今回で Ask.com - AskToolbar に関しては仕舞いにします。
出来るだけ簡潔に記述するつもりですが、Avira に触れる意見はココに積み重ねていくつもりなので、長く見辛い内容になると思います。
Ask.com - AskToolbar とは
簡単に言うとスパイウェアだそうです。国内でも英語圏でも「知らない内にインストールしていた!削除したい!どうしたらいいの?」という問答が溢れています。
(追記)前回の記事でも書いてますが、実際何してるのかは不明です。
ただ「(ツールバーが)勝手に入ってた」と思われる件や、管理者権限でファイルが削除できない点、再びインストールされてくる(復活)?点などで相当な反感を買ったと思います。
かつてはアノ有名な java(オラクル)も、AskToolbar 標準同梱でした。折角なので、この AskToolbar を各種ブラウザから削除したい場合、Java(オラクル)さんちのページから飛んで下さい。
Ask Toolbarとは|java.com
http://www.java.com/ja/download/faq/ask_toolbar.xml
削除方法を明記したリンク先はズバリ Ask.com なんですけどねw 削除ツールもあります(ToolbarRemover.exe)。
どうすればツールバーをアンインストールできますか?(日本語ページ)|ask.com
http://apnstatic.ask.com/static/toolbar/everest/documents/faq/ja/ie/index.html#na4
を参考にしつつ、web検索で解決&削除方法を抽出して、削除手順を整理して下さい。
どうして Ask.com - AskToolbar がインストールされるの?
以下のサイトに説明があります(削除説明サイトでもありますので参考に)。ブラウザヘルパーオブジェット GenericAskToolbar.dll 削除する方法|Windowcpu.com
http://windowcpu.com/bbs/board.php?bo_table=exe_g&wr_id=33
GenericAskToolbar.dll は Ask.com社が提供している「Ask.comツールバー」のBHOモジュールです。*企業や個人が配布している無料ソフトに同梱され、一緒にインストールされる場合もあります。 *Java(オラクル)も Avira も然り、一緒にインストールさせる仕組みになっているので、見逃すとインストールされます。どんなソフトもそうですが、この様にこうしてチェックが標準で入ってます。
copyright: oracle.com, Java.com |
ツールバーを強制インストールさせる実績数稼ぎの為なら、使用許諾契約をスクロールしまくった最下部にチェックを入れておくことだってソフト会社は実行します(一々会社名は書きませんw)。
そうして大体 "ツールバー" と名の付くものは余計な動作をします。そもそも、そういうモノでその為にインストールさせています。
しかし最近、特にポイントツールバー系はヤバそうです。例えば、、、
1. 利用者は以下を了承したものとするとかです。どこの国の公安組織ですか?と。。。。。
11. 当社の免責
- ツールバーの検索履歴、閲覧した全てのページURL、検索単語、アクセス日時、ユーザー管理識別子の履歴情報、これら全てのWEB閲覧履歴を、当社と以下に示す委託会社が取得すること
- 後述第○条に当社にとって好都合な条件で定める業務委託先株式会社 丸罰三角 (以下、甲とする)が管理するサーバーに甲が定めただけの保護措置を講じた上で、利用者の上記 全web履歴を甲の都合に限って無期限で保管・管理されること
- また、これに関し一切の問い合わせ、拒否、法的措置を当社並びに甲へ行わないこと
- 尚、全WEB閲覧履歴は本ツールバーをインストールした直後、本ツールバー又はサイトに初回ログインした方のWEB閲覧履歴として即座に取得するものとする
- 利用者は自己の判断と責任の下で、本ツールバーを利用するものとします。本ツールバーを利用したこと又は利用できなかったことにより、利用者に損害や他の不利益が生じた場合でも、その損害又は不利益の発生が当社の故意か重過失によらない限り、当社は一切責任を負いません。
- 通信回線の途絶、システムトラブル、その他に理由により本ツールバーが利用できない又はポイントの付与が受けられない事態が生じたとしても、当社は一切責任を負いません。
- 本ツールバーの正確な作動について、当社は一切保証をしません。
極一部のツールバー、その使用許諾内容については熟読して下さい。
業務委託会社だけじゃなく、その関連会社や上部企業へズルズルと情報/アクセスデータは電子&紙&口頭&伝聞&独り言&呟き&極秘上級資料として回覧していきます多分絶対。潰したり買収したりしてデータは何処までも何処までも彷徨いますしね!
別に利用者が「安心便利だ!使って良かった!」とするのは合法です
「え?知らなかったの?あなたも使ってみなさいよ、ホラホラ!おらおら!」はナシです
Tポイントツールバーがヤバいのは解りました
私は「Tポイント***バーがヤバイ」とは何所にも書いていませんAsk.com - AskToolbar のスパム動作を停止させるには?
- ファイルのアクセスを制限
- ファイヤーウォールで該当.exeの通信規制
- ウイルス対策ソフトで隔離処理する
Avira の隔離フォルダに、こうしてask.com関連ファイルをポイっとな |
情報や対処方法が解り易くコナれ易い 2ちゃんぬるでは、ファイルのアクセスを制限
がテンプレです。最も迅速簡単簡潔(早い安い美味い)に済む対処方法だと思います。流石は2ぬるのエロい人達。
実は「ask関連は停止させつつ WebProtection(旧 WebGaurd ) を利用出来ている」と云うレスを見たので、ゴゾゴゾする気になり、改めて AskToolbar について書いております。今回は画像も沢山用意しました。
「Avira & Ask 削除」に関しては、皆さん様々な対処方法をブログにされており大変参考になったのですが、とりわけ今回は以下のサイトさんを参考にさせて頂きました。
Avira無料版のAsk Toolbarを無力化できるかな? 2012年2月12日 | 山猫は夜眠る
http://5ecur1ty.wordpress.com/2012/02/12/avira%E7%84%A1%E6%96%99%E7%89%88%E3%81%AEask-toolbar%E3%82%92%E7%84%A1%E5%8A%9B%E5%8C%96%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%AA%EF%BC%9F/
前回、例の3つのファイルは消せなかったんですが、上記ブログさんでも使っているソフトで削除します(できました)。続きは、私の場合の結果報告だけなので、早急に削除方法を知りたい場合は上記ブログさんへドウゾ。
AskToolbar のインストール可否をチェック
プログラムのアンインストールまたは変更 |
Web Protection は無効ですが、AviraフォルダにはAsk関連の実態ファイルが存在 |
レジストリエディター/regedit で確認 |
一件結果が出ましたが、FirewallRules とあるように、、、 |
ファイヤウォールでexeをブロックした設定のレジストリ値でした |
現状、無害です。
Emsisoft BlitzBlank を使ってみる
Emsisoft BlitzBlank - Removes malware infections that nothing else removeshttp://www.emsisoft.com/en/software/blitzblank/
評価の良いレスキューキットを構成するツールの1つ 除去できなさそーなマルウェア感染を除去するぜ!とのキャッチコピー |
ダウンロードすると、.exe が降りてきます。
インストーラーじゃありません。これ自体が 1MB程のツールプログラム です。
クリックすると設定画面が起動します。
簡潔で「ナルホドこりゃ駆除ツールだ」と思いました。
「BlitzBlank は上級または順ずる方のご使用で、だから気をつけて使ってね」 |
Designer タグ”Actions on reboot” で設定 ファイル/編集などのメニューはスクリプト用ですね |
まず実行の種類をプルダウンから選択。ここではFile/ファイルです |
Object 欄にカーソル移動、ペーストまたは参照アイコンから対象ファイルを選択 |
このように、参考ブログさんの解説通り、入力します。カンタンですよ |
"Execute Now" が実行ボタンです ”アンタはこれらのファイル削除する、マジでやっちまっていいのかい?” |
もう一度"Execute Now"をクリックすることになります 念の為、再確認。アクション:Delete、Repl.Dummy(ダミーに置き換える) 右端の赤いバツ印は解除ボタンです。クリックすると入力項目をクリア |
二度目の"Execute Now"クリックで実行、パソコンが再起動しますので諸々作業を終了させて置いて下さい。再起動すると、BlitzBlank が指定ファイルを削除&置き換えを行います。
アクション実行~完了後に以下の様なメッセージがご使用されているPCモニタ全画面に表示されます
こんなメッセージが表示された後、OSのboot画面が起動します |
上の方の画像と比較してもらうと判りますが、低容量のダミーに置き換えられています |
そうして、変更を行って Web Protection を有効にしたかったんですが、ご覧の様に項目自体が無く。再度、本体入れ直してまでは勘弁なので、ここまで
結果
当方のPC環境では、Ask.com関連の3ファイルがダミーに置き換わっただけ、でした(※そもそもツールバー削除や不審な動作が無かったので)。前回はこれも困難だった訳ですから進展あり。
マルウェア感染時の削除/駆除ツールは、その時その事態になって初めて使用するツールでしょうけど、この様な封印~隔離す用い方も有効で、尚且つ駆除ツールに慣れておく面で大変有益だと思いました。
最後。Avira はどこへいく
2004年、パソコンを使い始めた当初はノートンを使用していました。当時でも非力なスペックだった為(セレロンD/1.8GHz, メモリ256MB)、困ったソフトでした。「性能は折り紙付きだが非常に重い」 これがノートンの評価です。それから数年、「今時のフリーセキュリティソフトはシェアウェアより検出性能と評価が高い」という意見が散見され始めます。中でも頭文字"A"のフリーセキュリティソフト群が有名で、そうして Avira を選択、性に合っていたのか長年継続利用しています。「あのメーカーのあのインターネットセキュリティを購入しておけば大丈夫!」という文句がセキュリティ面で正しい助言なのか解りませんが、セキュリティをフリーソフトで賄う連中の情報交換は中々凄まじく、物言いは乱暴ですが慎重で、責任転嫁はせず不具合も共有データーの内と自称"人柱"としながら、顛末自体を楽しんでいた雰囲気の中から各自安全な手段を掴んでいったと思います。
贔屓のソフトを持ち出し優劣を競い合ったり、シェアウェアかフリーウェアか、どのセキュリティ会社を選ぶのが間違いないのか、不毛なやり取りを楽しめた時期も過ぎた感があります。今はソフトが持つ使命や役割よりも、サービス自体に面白味と興味が傾いているようですし、趣味目的にあったアプリが替りを成しているようです。
そんな中、Avira は Ask.comの件と Windows8未対応とで著しく不評を買ったようです。Avira はEUはドイツのソフトウェアだそうです。時折、新聞等で EU圏の ドイツ(又は英国)と、中国との政略的連携がニュースとなってみたりします。Baidu とAviraが組んだ Baidu Antivirus 2013 が性能面から関心を持たれているようですが、独中コラボが今後どのような影響を及ぼすのかと考えてみたり。まぁ有名セキュリティソフトのエンジンを2~3つ採用した後発のセキュリティソフトは色々あります。そもそも1つのソフトに頼り切らないのがフリーソフトユーザーでしょうから早々 Aviraから離れて行く訳です。これは正しく自然です。
7年程、継続利用して十分事足りている Avira ですが、状況も変わったようなので別の何か代わりを当ってみたりしています。
Avast、micro security essentials、その他諸々使っては移り、インストールしては「重い遅いヤバい」とか言いながら、そういった意見や文句の欠片が何らかの役に立つのかなと思います。ですので暫くは Aviraを常駐に据え、その時々で評価の良いフリーソフトを宛がいながら事の顛末に付き合いたいと思っております。
お終い
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